山田和樹 モンテカルロ・フィルの首席客演指揮者に就任

 日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者で、2012年からスイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者に就任した指揮者の山田和樹が、ヨーロッパで2つ目のポストとなるモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団(POMC)の首席客演指揮者となることが昨日発表された。

 モンテカルロ・フィルは、イーゴリ・マルケヴィチ、ロヴロ・フォン・マタチッチ、ジェームズ・デプリースト、マレク・ヤノフスキらが歴代の指揮者を務め、現在はジャンルイジ・ジェルメッティが芸術監督を務める。

 山田和樹とモンテカルロ・フィルの演奏会は2014年7月14日に予定されており、ワディム・レーピンとの共演でブルッフのヴァイオリン協奏曲、そして、ドビュッシーの交響詩《海》が披露される。

 なお、2014年7月には山田和樹の指揮でスイス・ロマンド管弦楽団日本公演も予定されている。

(c)山口敦

(c)山口敦

【山田和樹プロフィール】

東京藝術大学指揮科で小林研一郎・松尾葉子の両氏に師事。

第51回ブザンソン国際指揮者コンクール(2009年)で優勝後、ただちにモントルー=ヴェヴェイ音楽祭にてBBC交響楽団を指揮してヨーロッパデビュー。同年、ミシェル・プラッソンの代役でパリ管弦楽団を指揮、すぐに再演が決定する。2010年には、小澤征爾氏の指名代役としてスイス国際音楽アカデミーで、2012年8月には、サイトウ・キネン・フェスティヴァル松本で指揮し、絶賛された。同8月にサントリー芸術財団サマーフェスティヴァルでクセナキス作曲「オレステイア三部作」も指揮。

日本国内主要オーケストラに客演、ヨーロッパ各地の主要オーケストラにも破竹の勢いで次々とデビューを果たしている。2011年、出光音楽賞受賞。2012年、渡邊曉雄音楽基金音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、文化庁芸術祭賞音楽部門新人賞受賞。

現在、スイス・ロマンド管首席客演指揮者、日本フィル正指揮者、横浜シンフォニエッタ音楽監督、仙台フィルミュージック・パートナー、オーケストラ・アンサンブル金沢ミュージック・パートナー、東京混声合唱団レジデンシャル・コンダクター(2014年4月より音楽監督)。2014年よりモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者に就任することが決まっている。ベルリン在住。

■日本フィル正指揮者山田和樹のページ Y’s Style
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■日本フィル
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