いよいよ日本でも実現! マエストロ大野渾身のワーグナー
C)Rikimaru Hotta
まずは《タンホイザー》序曲(ドレスデン版)から。大野にとって《タンホイザー》はかつてモネ劇場でも好評を博した演目である。次に《トリスタンとイゾルデ》の前奏曲と愛の死。名曲だけに都響とのコラボが待たれる。そして最後に《ワルキューレ》第3幕第3場。ヴォータンとブリュンヒルデの別れのシーン。歌手は大野が推薦するリトアニア出身の二人、アウシュリネ・ストゥンディーテ(ソプラノ)とアルマス・スヴィルパ(バリトン)を招く。大野が都響とどのようなワーグナーを生み出すのか、興味津々である。
文:山田治生
(ぶらあぼ2018年10月号より)
2018.10/28(日)14:00 新宿文化センター
問:新宿文化センター03-3350-1141
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