「東京・春・音楽祭 -東京のオペラの森2016-」のオープニングを飾った、リッカルド・ムーティ指揮日伊国交樹立150周年記念オーケストラが7月3日、イタリアのラヴェンナ音楽祭に出演し、成功裏に終えた。
日伊国交樹立150周年記念オーケストラは、日伊国交樹立150周年を記念し、「ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団」の精鋭メンバーと、日本の若手トップ奏者たちによる特別編成オーケストラ「東京春祭特別オーケストラ」によって構成された。
今年3月の東京・春・音楽祭に続き、ラヴェンナ音楽祭の”友情の道”(Le vie dell’Amicizia) プロジェクトの一環として、同プログラムで共に舞台に上がった。
開演前には、バングラデシュで起きたテロ事件をうけ、日本人とイタリア人を多く含む犠牲者へ想いを馳せムーティがスピーチ、犠牲者への黙とうを捧げた。
続いて、日伊の順で両国歌が演奏され、第1部が歌劇 《ナブッコ》 序曲からスタート。休憩を挟み、第2部のボイト:歌劇 《メフィストフェレ》 プロローグの前に、梅本和義駐イタリア大使よりムーティへ旭日重光章が授与された。
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