『TOP HAT』

往年の大ヒットミュージカル映画が舞台に!

 フレッド・アステア&ジンジャー・ロジャースが主演し、ハリウッド黄金期に大ヒットを博したミュージカル映画の金字塔『TOP HAT』。2011年にイギリスで舞台化されるやいなや、たちまち評判を呼び、13年、「英国ローレンス・オリヴィエ賞」最優秀新作ミュージカル賞、最優秀振付賞、最優秀衣裳デザイン賞の3部門で見事栄誉に輝いた。
 見どころは何といっても、物語の随所に散りばめられた小粋かつ躍動感溢れるダンスシーン。主人公たちのロマンティックなデュエットダンスに、燕尾服とシルク・ハット(トップ・ハット)でキメた男性陣のスタイリッシュなタップダンスと、世界中の目を釘付けにした名シーンが迫力一杯に繰り広げられてゆく。
 さらに本作を語る上で欠かせないのが、20世紀アメリカ音楽界を代表する巨匠のひとり、アーヴィング・バーリンによる美しい楽曲の数々だ。舞台版では、「頬よせて(Cheek to Cheek)」「Isn’t This A Lovely Day」といったラブソングの名曲や、「Top Hat, White Tie and Tails」など映画版でお馴染みの楽曲はもちろん、「Let’s Face the Music and Dance」や「Puttin’ on the Ritz」をはじめバーリンが生涯に手掛けた1200以上ものヒット曲の中から10数曲を厳選して導入。生オーケストラで演奏されるゴージャスな音楽に、200着以上を数えるエレガントな舞台衣裳、そして心躍るダンスシーン…。伝説の名画が、より一段と華やぎを増しステージに蘇る。
文:小野寺悦子
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年7月号から) 

9/30(水)〜10/12(月・祝) 東急シアターオーブ
10/16(金)〜10/25(日) 梅田芸術劇場
問:梅田芸術劇場0570-077-039(東京) 06-6377-3800(大阪)
http://www.umegei.com/tophat_musical