山田うんが芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞

贈呈式を終えた山田うん 2015年3月18日 都市センターホテルにて   写真提供:Co.山田うん
贈呈式を終えた山田うん 2015年3月18日 都市センターホテルにて
写真提供:Co.山田うん

 平成26年度(第65回)芸術選奨の贈呈式が3月18日、東京都内で行われ、舞踊部門で、振付家・ダンサーの山田うんが文部科学大臣新人賞を受賞した。
 贈賞理由として、山田が2013年に上演した『ディクテ』をあげ、ダンス・演劇を脱構築する出色の作品として評価,それが偶然の成功でないことが2014年の『春の祭典』や『十三夜』によって証明されたことは、舞踊界における大きな収穫となったと、高く評価した。
 このほか、舞踊部門ではセントルイス・バレエ芸術監督の堀内元が『堀内元バレエUSA Ⅴ』の成果に対し文部科学大臣賞を、メディア芸術部門では、芸術監督として、国際的な芸術家集団「ダムタイプ」の制作に携わる一方、映像作家としても活躍する高谷史郎が個展『明るい部屋』ほかの成果を評価され文部科学大臣賞を受賞した。
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年5月号から)