清塚信也が「こども音楽フェスティバル 2025」の公式アンバサダーに就任!

 来年5月3日から5月6日、ゴールデン・ウィークに開催される、世界最大級の子どもを対象にしたクラシック音楽イベント「こども音楽フェスティバル 2025」(主催:ソニー音楽財団/サントリー芸術財団 サントリーホール)。その公式アンバサダーに、ピアニスト・清塚信也が就任することが10月4日、発表された。

 乳児・未就学児から10代の青少年まで、それぞれの年齢にあわせプログラミングされたコンサートなどを同時に多数開催する「こども音楽フェスティバル」。2022年に開催された第1回では、来場者約3万人/配信視聴数約10万ファミリーの動員を記録した。清塚は当時、公式アンバサダーの他、ライブ配信番組の総合パーソナリティも担当。コンサートでの演奏に加え、野外ステージでのパフォーマンスや配信スタジオでのトークなどでは、持ち前の巧みな話術により観客を大いに盛り上げた。

 就任発表イベントは、清塚の全国ツアー「きよ疲れ、しませんか?」の初日にあたった。本フェスティバルが子どもを対象にしていることに因み、イベントには新聞各社から派遣された子ども記者が参加。公演を目前に登場した清塚は、子どもならではの視点から投げかけられる質問に対して、一つひとつ丁寧に、かつウィットに富んだ回答を返した。
 「即興でピアノを弾いているときのアイディアはどこから湧いてくるのですか?」という問いには、「音楽的な勉強や技術ももちろん必要だけど、それ以上にいろんなものを見たり、体験することが大切だと思います。例えば僕はたくさんの人と会ってお話する中で、『この人はどういう人かな、どんな音楽が合うかな』と想像したりします。あなたなら…」と答えながら、その場にいた記者たちをイメージしたフレーズを会場に用意されたピアノで演奏。

 子ども記者たちとの当意即妙のやり取りが繰り広げられた後、「あらゆるジャンルの音楽を包み込むクラシックは、誰しもがどの曲かには共鳴できる、そんな力を持っていると思います。大人も子どもも関係なく、様々な方に楽しんでいただけるようなフェスとしてお届けできたら」という清塚のメッセージで就任発表イベントは幕を閉じた。


【Information】

こども音楽フェスティバル 2025
2025.5/3(土・祝)~5/6(火・休) サントリーホールおよびその周辺

https://www.kofes.jp/teaser.html