映画『グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独』が公開

 これまで、彼の音楽家としての才能を描いた映像作品は数多くあったが、『グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独』は、彼の知られざる内面に焦点をあて、グールドを愛した女性たちの証言でその謎に迫るというドキュメンタリー。

同作は、グールドのデビュー当時の恋人フランシス・バロー、人妻である画家コーネリア・フォス、ソプラノ歌手ロクソラーナ・ロスラックなど、これまで公の場でグールドについて語ったことのなかった人々へのインタビュー、未公開の映像や写真、プライベートなホーム・レコーディングや日記からの抜粋などを通して、伝説の人物としてではなく、ひとりの人間としてのグールドを描いている。

10月29日、渋谷アップリンク、銀座テアトルシネマ他、全国順次公開

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