熊川哲也がオーチャードホール芸術監督に就任

 (株)東急文化村は6月30日の記者会見において、日本を代表するバレエダンサーで、Kバレエ カンパニーを主宰する熊川哲也を、2012年1月よりBunkamuraオーチャードホールの芸術監督として迎えることを発表した。任期は5年間の予定。オペラやオーケストラにも造詣の深い熊川だけにその采配ぶりが期待される。会見の場で熊川は次の通り抱負を述べた。
 「ダンサーが常にホームと思える劇場は一握り。オーチャードホールは居心地が良く、ここが創造の源の場にふさわしいと感じて、芸術監督の仕事を引き受けさせていただきました。私の使命は偉大な先人の芸術を浸透させること。渋谷という魅力的な場所から古典芸術を発信し、芸術文化をさらに根付かせたいと思っています」
 就任後、最初に手掛ける大きな仕事としては、2012年2月上旬に上演予定のKバレエ カンパニーの新作「シンデレラ」の演出・振付がある。
 「『シンデレラ』は誰もが憧れるストーリーですので、最初の演目として選びました。2年前に『ロメオとジュリエット』を上演したとき以来、プロコフィエフのきらきらした音楽に魅力を感じています」
 出演は荒井祐子、松岡梨絵、東野泰子、遅沢佑介、橋本直樹、宮尾俊太郎ほかの予定。

HP