郡愛子のカフェ「香音里」がオープン

 メゾソプラノの郡愛子が神楽坂の元自宅を改造し、カフェ「香音里(こおり)」を開店した。東京メトロ東西線の神楽坂駅から徒歩1分。静かな住宅街の中、穏やかで優しい息子の大輔さんが店長を務める、アットホームな雰囲気のカフェ。女性1人でも入りやすいと好評だ。選りすぐったコーヒーと紅茶、特別注文して仕入れている数種のシフォンケーキも目玉だが、ここでサロンコンサートも開かれている。郡が練習室として使っていた部屋を40名ほどが入れるサロンにして、グランドピアノを使ったコンサートが開けるようになっているのだ。また2階部分は、会合やさまざまな教室にも使える。土日と祝日が原則だが、全館貸し切りにすることもできる。サロンでリサイタルを開き、演奏後はお客様とティータイムが楽しめるのだ。ケータリングにも対応してもらえるので、お酒の入った打ち上げも可能。ピアノ演奏を楽しみながらのパーティを開くこともできる。郡親子は「音が香る場所という名の通り、プロ・アマ問わず、毎週コンサートが開かれている店にしたい」と張り切っている。 (堀江昭朗)
カフェ:12:00〜19:00(定休:日曜・祭日)
レンタルルーム:9:00〜20:00
カフェ「香音里」 東京都新宿区天神町17

問:03-6280-8044 HP