まもなく新国立劇場で、飯守泰次郎オペラ芸術監督の指揮により、ワーグナー《さまよえるオランダ人》が開幕します。
本番に向け、劇場では音楽稽古、リハーサル室での稽古を経て、オペラパレスでの舞台稽古が進行中です。
こちらでは、本日行われた第1幕、第2幕の稽古の様子をご紹介します。
(取材:2015年1月10日新国立劇場オペラパレス Photo:M.Terashi/TokyoMDE)
【第1幕】
世界的なワーグナー・バリトンのトーマス・ヨハネス・マイヤー。09年《ヴォツェック》タイトルロール、10年《アラベッラ》マンドリカについでの新国立劇場登場です。
さきごろ2014/2015シーズン《ドン・カルロ》フィリッポ二世で深い感銘を残したばかりのラファウ・シヴェクが再登場!
【第2幕】
バイロイト音楽祭をはじめ、ウィーン国立歌劇場、バイエルン州立歌劇場などに引っ張りだこのリカルダ・メルベート。2013、14年バイロイト音楽祭ではゼンタ役で出演。新国立劇場には、12年《ローエングリン》エルザ以来の出演。
ダニエル・キルヒは新国立劇場初登場。ベルリン州立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ライプツィヒ歌劇場、チューリッヒ歌劇場、ミラノ・スカラ座、ベルギー王立モネ劇場、バルセロナのリセウ劇場などに出演している。
演技指導するマティアス・フォン・シュテークマン
得意のワーグナー作品とあって、飯守泰次郎オペラ芸術監督の指揮には力が漲ります!
■新国立劇場:飯守泰次郎の「さまよえるオランダ人」音楽講座
新国立劇場 2014/2015シーズン
ワーグナー《さまよえるオランダ人》
【ドイツ語上演/日本語字幕付】
2015年1/18(日)14:00、21(水)14:00、25(日)14:00、28(水)19:00、31(土)14:00
新国立劇場 オペラパレス
予定上演時間:約3時間(休憩含む)
■指揮:飯守泰次郎
■演出:マティアス・フォン・シュテークマン
■美術:堀尾幸男
■衣裳:ひびのこづえ
■キャスト
【ダーラント】ラファウ・シヴェク
【ゼンタ】リカルダ・メルベート
【エリック】ダニエル・キルヒ
【マリー】竹本節子
【舵手】望月哲也
【オランダ人】トーマス・ヨハネス・マイヤー
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京交響楽団
■チケット
S 21,600円 A 16,200円 B 10,800円 C 6,480円 D 3,240円 Z 1,620円
新国立劇場ボックスオフィス
03-5352-9999
●新国立劇場オペラ
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/