樋笠バレエ団文化芸術国際交流バレエ公演『Color of Dance』

トルコ国立バレエ団と日本のバレエ団が魅せる”カラフル”な舞台

『黒と白』2010年の公演より ©テス大阪
『黒と白』2010年の公演より ©テス大阪
 四国の高松市を本拠に30年以上にわたって「国際バレエ交流公演」を行ってきた樋笠バレエ団が1月に新国立劇場で公演を行う。平成26年度新国立劇場地域招聘公演として実施されるもので、題して<カラー・オブ・ダンス>。同団は、1955年に樋笠よ志江が設立した樋笠バレエ研究所を母体に発展し、すでに60年以上の歴史をもつ。この間、長女の樋笠淳子が海外で研鑽を積んだことから、海外のバレエ団やダンサーとの交流が深まり、バレエによる国際交流に積極的に取り組んできた。
 長年の交友関係を基盤に、今回は、ボリショイ・バレエや英国ロイヤル・バレエで活躍した伝説のスター、イレク・ムハメドフをはじめ、オランダ国立バレエのプリンシパル、ジョゼフ・ヴァルガをゲストに招くほか、トルコ国立バレエ劇場や牧阿佐美バレヱ団のソリストたちが参加し、公演に華を添える。振付、演出総合芸術監督はトルコ出身で、ポルトガル国立バレエ団の芸術監督などを務めたメメット・バルカン。まずムハメドフのために振付けられた新作が披露されるのが話題。ほかに、トルコ国立バレエ団と牧阿佐美バレヱ団メンバーによる『バッハ・ア・ラ・トゥルカ』、ヴァルガと海外ゲストたちが世界初演する『ビトゥイーン・トゥー』、トルコのダンサーたちが踊るエリン・アルダル作曲『黒と白』、全員による『彩の彼方』など様々な色彩が散りばめられたプログラムが目を楽しませてくれそうだ。
文:渡辺真弓
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年1月号から)

『バッハ・ア・ラ・トゥルカ』『ビトゥイーン・トゥー』「イレク・ムハメドフ特別主演新作品」『黒と白』『彩の彼方』
1/11(日)15:00 新国立劇場(中) 
問:新国立劇場ボックスオフィス03-5352-9999 
http://www.nntt.jac.go.jp