記念の年に奏でる渾身のイザイ
【お詫びと訂正】
ぶらあぼ 2014年12/18発行 2015年1月号 「Pick Up」42ページ に掲載しました
『音楽のある週末 第22回 千住真理子イザイ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会』の記事で、
千住真理子さんのお名前に誤りがございました。
誤:千住真里子
正:千住真理子
お詫びして訂正いたします。
2015年にデビュー40周年を迎える千住真理子が、記念の年にイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全6曲を第一生命ホールで披露する。
少女時代に早くからデビューしているとあって、もうデビュー40周年にもなるというのは驚きだが、イザイの無伴奏ソナタは千住にとってのライフワーク。「イザイに出会ったときから、イザイ弾きと呼ばれたいと思った」という、作品への強い想いが反映されたプログラムとなった。
5年前のデビュー35周年記念公演では、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータが演奏された。バッハからイザイへ。音楽史に打ち建てられた無伴奏ヴァイオリンのための名曲の系譜が、5年の時を経てたどられる。
使用楽器は名器ストラディヴァリウス「デュランティ」。この楽器も生き物のように5年前から大きな変化を遂げているという。奏者と楽器がともに歩んだ道程が、渾身のイザイに結実する。
文:飯尾洋一
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年1月号から)
2015.1/31(土)14:00 第一生命ホール
問:トリトン・アーツ・ネットワーク・チケットデスク03-3532-5702
http://www.triton-arts.net