芳賀望が王子役で出演!
神奈川県相模原市を拠点に30年以上にわたり活動しているセェリバレエシアター。付属のセェリ・アカデミー・ド・バレエではグローバルなダンサーの育成を目指し、海外研修などにも積極的に取り組んでいる。毎年行われる定期公演は今回で32回目。今回の上演は『くるみ割り人形』全幕だ。金平糖の精を踊るのは同アカデミーの卒業生で、2011年から東京バレエ団のダンサーとして活躍している髙浦由美子。王子は芳賀望(元Kバレエカンパニーおよび新国立劇場バレエ団)だ。くるみ割り人形は同団の芸術監督でもあるアレクサンドル・ブーベル(元ベラルーシ国立ミンスクボリショイバレエ団プリンシパル)が務める。『くるみ割り人形』はバレエ団によってさまざまな演出があるが、同団の作品は正統派の演出で、舞台装置や衣裳も豪華で美しく、見ごたえがある。バレエは観たいけれど都内まで足を運ぶのはちょっと…という神奈川近郊在住の人はこの機会を逃さずに!
文:石村紀子
(ぶらあぼ + Danza inside 2014年10月号から)
12/13(土)18:30 杜のホールはしもと
問:セェリバレエシアター042-760-0266
http://www.cerri-theater.com