高松国際ピアノコンクール 次回は2026年に開催

審査員長に青柳晋が就任

 第6回高松国際ピアノコンクール(香川県高松市)が2026年2月に開催されることが発表された。同コンクールは、2006年にスタートし、4年に一度開催。これまでにフィリップ・リノフ(ロシア)、古海行子(日本)、ムン・ジヨン(韓国)らを輩出している。コロナ禍のため一年延期して実施された今年2月の第5回はレクザムホール(香川県県民ホール)で行われたが、次回は場所をサンポートホール高松 大ホールに戻して開催される。

第5回優勝者 フィリップ・リノフ ©BANAZO

 第6回より、審査員長には新たに東京藝術大学教授の青柳晋(前副審査員長)が就任。審査員には、第17回・第18回ショパン国際ピアノコンクールの審査委員長を務めたポーランドのカタジーナ・ポポヴァ=ズィドロンをはじめ、各国から集まったピアニストら11名が名を連ねている。

審査員長:青柳晋(日本)
ヴィンチェンツォ・バルツァーニ(イタリア)
ダン・タイ・ソン(ベトナム)
パスカル・ドゥヴァイヨン(フランス)
海老彰子(日本)
池辺晋一郎(日本)
ヤン・イラーチェク・フォン・アルニム(ドイツ)
ヨヘヴェド・カプリンスキー(アメリカ)
キム・デジン(韓国)
カタジーナ・ポポヴァ=ズィドロン(ポーランド)
アンティ・シーララ(フィンランド)

第5回授賞式の様子 ©BANAZO

 応募者の出場資格は、15歳以上35歳以下(1991年1月1日〜2011年1月1日出生)。募集要項は、2024年6月頃に発表予定となっている。

【Information】
第6回高松国際ピアノコンクール
2026.2/10(火)〜2/23(月・祝) サンポートホール高松 大ホール
https://www.tipc.jp