仙台市が開府400年を記念して2001年に創設した仙台国際音楽コンクールは、3年ごとに行われるコンクールでヴァイオリンとピアノの2部門からなる。課題曲の中心がコンチェルトなのが大きな特徴で、難関のコンクールとしても知られる。ヴァイオリン部門の審査委員長は宋倫匡、ピアノ部門は野島稔。
第4回の今年は2月10日(水)に世界6ヵ国で行われるオーディションの結果発表の後、5月に両部門の出場登録を終えてから予選がスタートする。ヴァイオリン部門の予選(出場者:概ね36名)が5月22日(土)〜24日(月)。セミファイナル(12名以内)が29日(土)〜31日(月)。ファイナル(6名以内)が6月4日(金)〜5日(土)。入賞者記念ガラコンサートが6月6日(日)に実施される。続いてピアノ部門は予選(出場者:概ね36名)が6月13日(日)〜15日(火)。セミファイナル(12名以内)が19日(土)〜21日(月)、ファイナル(6名以内)が25日(金)〜26日(土)。入賞者ガラコンサートが27日(日)に行われる。両部門ともセミファイナルとファイナルはオーケストラとの共演。予選からファイナル、入賞者ガラコンサートまで一般の入場可能(有料)。なお今年から、コンクール期間中に審査委員によるマスタークラスが行われる。
問:仙台国際音楽コンクール事務局022-727-1872 Email:info@simc.jp