日本の音楽文化の発展と、将来を期待される音楽家に贈られる第20回新日鉄音楽賞受賞者に河村尚子(フレッシュアーティスト賞/ピアニスト)と青木賢児(特別賞/宮崎県立劇場理事長)が決定した。河村はミュンヘン国際コンクール、クララ・ハスキル国際コンクール受賞以降も着実に研鑽を積み、その資質を大きく伸ばしていることが評価されての受賞。青木の受賞理由は宮崎県立芸術劇場理事長、宮崎国際室内音楽祭総監督として、音楽への情熱を具現化してきたこと。2人には賞状とトロフィー、河村尚子には副賞300万円、青木賢児には副賞100万円が贈られた。第20回新日鉄賞贈呈式・受賞記念コンサートは7月9日(金)に紀尾井ホールにて開催予定。