2023年4月に全国7都市(札幌、仙台、東京、豊田、名古屋、大阪、熊本)で開催される「ウィーン・プレミアム・コンサート」は、3プログラムが予定されている。そのうち大阪、熊本、東京(サントリーホール)で行われるプログラムBは、「指揮者なしのベートーヴェンの奇跡」と題して「運命」ほかを披露する。なかでも注目は、人気実力派ピアニスト・小菅優がウィーン・フィルのコンサートマスター、フォルクハルト・シュトイデが芸術監督を務めるトヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン(TOMAS)と初共演し、演奏するピアノ協奏曲第3番。ぶらあぼ2023年3月号に掲載された小菅優のインタビュー記事では、コロナ禍で中止が続き4年越しとなった本公演に向けて想いを語っている。