2015年に創立50周年を迎える都響は、2008年度の新体制(エリアフ・インバル、小泉和裕の指揮者体制)を機に、新しい時代の“象徴”として、この4月から新たなロゴマークを採用した。今回のロゴマークは楽団員からなるプロジェクトメンバーと、最近ではKAJIMOTO(旧:梶本音楽事務所)のロゴもデザインし話題を呼んでいるアートディレクターの佐藤可士和、そして事務局職員が加わり、2年間にわたるディスカッションを経て、聴衆や団員全員の投票により決定したもの。デザインは赤と青の同じ長さの五線(楽譜から着想された)をクロスさせたものに「東京都交響楽団」の欧文もしくは漢字での表記を組み合わせた。