ドイツ・グラモフォン、ユジャ・ワン(ピアノ)と専属 録音契約を締結

 ドイツ・グラモフォン(DG)は中国出身のピアニスト、ユジャ・ワンと専属録音契約を結んだ。彼女は1987年北京生まれ。北京の中央音楽院、カナダ・カルガリーのマウント・ロイヤル・カレッジ音楽院を経て、フィラデルフィアのカーティス音楽院を2008年に卒業している。2008/09シーズンではシャルル・デュトワ指揮のロサンゼルス・フィル、マイケル・ティルソン・トーマス指揮のロンドン交響楽団、クラウディオ・アバド指揮のルツェルン祝祭管弦楽団との共演が予定されている。今春リリース予定のDGデビュー・アルバム『ソナタ&エチュード』にはリストのロ短調ソナタや、スクリャービンのソナタ第2番などが収録されている。