古部賢一(オーボエ)
引き籠りは実は好きなのかも?などと色々自分を見つめる今日この頃です(笑)。
コンサートが無いのは本当に寂しいですが、ここは焦らず、普段コンサートが有る時には挑戦することの難しい基礎奏法の変革などに取り組んでいます。
「音楽の本質」とは、やはりライヴで空間を共に体感し、えも言われぬ何かを一期一会で共有することだと確信していますので、必ずコンサートでまた皆さんとご一緒できることを信じて、静かに深く備えたいと思っています。
と同時に、この春から大学教員にもなった身としては、遠隔レッスン等のこの時勢の中で「音楽の本質」を如何に若い世代に伝承していけるのか? 試行錯誤の日々でもあります。
文化芸術は無くてはならない人生の糧であると信じてくださっている皆さんとの再会を心待ちにしております。引き続きどうかご無事でお過ごしください!
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辻 彩奈(ヴァイオリン)
新型コロナウイルスの影響で混乱が続いている中、世界中の皆さんが苦しい思いをしています。
全てのコンサートがキャンセルになっている現状。自分ではどうすることもできず無力を感じざるを得ません。
素晴らしい仲間と大好きな音楽ができること。それをたくさんのお客様に聴いていただけること。
少し前までできていたことが、なんて幸せなことだったのだろうと、今改めて感じています。
事態が収束し、皆様とコンサートホールで安心して音楽を共有できる日が来るのを祈っています。
私の生活はというと、ちょうど日本に滞在している間にこのコロナ騒動が起こったため、パリには戻ることができず、家族と一緒に日々の暮らしを楽しんでいます。ほぼ楽器の練習に明け暮れる毎日ですが、母に手ほどきを受けながらお菓子作りを楽しんだりもしています!
皆様もどうかお気をつけて過ごしてください。