9月4日から13日まで行われていたミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門で、佐藤晴真が優勝した。同部門で日本人が優勝するのは初めて。ファイナルではショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番を演奏し、見事栄冠に輝いた。チェロ部門は、4、5年に一度行われており、今回が15回目。過去の日本人入賞者には、堤剛、横坂源がいる。
佐藤は1998年名古屋市出身。2018年には、ポーランドで開かれた第11回ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールでも優勝するなど、国内外のコンクールに多くの入賞歴がある。これまでに、林良一、山崎伸子、中木健二の各氏に師事。現在は、ベルリン在住で、ベルリン芸術大学にてJ=P.マインツに師事している。12月には、東京・名古屋・浜松でリサイタルが予定されている。
Internationaler Musikwettbewerb der ARD München
https://www.br.de/ard-music-competition/