東京フィルハーモニー交響楽団が、昨年予定しながら急遽中止となってしまった劇付随音楽『ペール・ギュント』全曲演奏を去る4月24日、Bunkamuraオーチャードホールで行った。指揮は同団特別客演指揮者のミハイル・プレトニョフ、語りに石丸幹二を迎え、ソプラノのベリト・ゾルセット(ソールヴェイ役)ほかの出演。
劇付随音楽『ペール・ギュント』は、19世紀ノルウェーの作家イプセンの戯曲『ペール・ギュント』に同じくノルウェーの天才作曲家グリーグが音楽をつけた有名な舞台作品。 組曲で披露されることは多いものの、語りも含めた全曲での演奏は極めて珍しい。
続いて25日にはサントリーホールで、27日には東京オペラシティ コンサートホールでも披露する。
これに先立ち行われた舞台での通し稽古を取材、動画と写真でその様子を一部ご紹介する。
(Photo&Movie: M.Terashi/TokyoMDE 2016.4.21 東京オペラシティ コンサートホール)
■グリーグ/劇付随音楽『ペール・ギュント』全曲(字幕・語り付)
指揮:ミハイル・プレトニョフ
語り:石丸 幹二
ソールヴェイ(ソプラノ):ベリト・ゾルセット
ペール・ギュント(バリトン):大久保 光哉
アニトラ(メゾ・ソプラノ):富岡 明子
合唱:新国立劇場合唱団
ゲスト・コンサートマスター◎荒井 英治
ディクション◎井上 勢津
ノルウェー語監修◎毛利 三彌
ロシア語版朗読台本編集◎アレクセイ・ブルーニ
ロシア語版朗読台本監修◎ミハイル・プレトニョフ
ロシア語版朗読台本日本語訳◎鈴木 功
字幕原稿◎伊藤 綾
字幕操作◎Zimak+ Zimak+
第878回オーチャード定期演奏会
2016年4月24日(日) 15:00 開演(14:30 開場)
Bunkamura オーチャードホール
第879回サントリー定期シリーズ
2016年4月25日(月) 19:00 開演(18:30 開場)
サントリーホール 大ホール
第101回東京オペラシティ定期シリーズ
2016年4月27日(水) 19:00 開演(18:30 開場)
東京オペラシティ コンサートホール
東京フィル
http://tpo.or.jp