「横浜ダンスコレクション」受賞者が最新作を発表
「横浜ダンスコレクション」のコンペティションで受賞経験を持つ4名の振付家が、彼らの原点ともいえる横浜赤レンガ倉庫を舞台に新作を発表。出演は、2002年の参加者でバニョレ国際振付コンクール本選出場を果たした梅田宏明、04年に横浜市芸術文化振興財団賞を受賞した森下真樹、09年に若手振付家のための在日フランス大使館賞を受賞したフィリピンのロサム・プルデンシャド・ジュニア、13年に審査員賞を受賞した中村蓉。
梅田宏明はオリジナルメソッドの新プロジェクト「Somatic Field Project」を掲げ、最新作『5. waves』を披露。森下真樹は14年に北九州芸術劇場で初演を迎えた『パピコント』の改訂再演に着手。ロサム・プルデンシャド・ジュニアは国民的英雄をモティーフにした最新作『Monologo』を、中村蓉は元Noismの宮河愛一郎とともに『切り抜いて下さい、あなたの鋏で。』を上演。受賞を経て国内外で飛躍を遂げる、彼らの現在を確かめてみたい。
文:小野寺悦子
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年9月号から)
9/19(土)〜9/21(月・祝) 横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール
問:横浜赤レンガ倉庫1号館045-211-1515
http://akarenga.yafjp.org/SS/2015