横浜シンフォニエッタ(音楽監督:山田和樹)は、1月30日から2月3日にかけてフランス・ナントにて行われるラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)音楽祭に招聘され、全7公演の演奏を行う。日本のオーケストラとしては唯一の参加で、プログラムもドビュッシーやラヴェル、シャブリエなどフランスものが中心。同国を代表する音楽祭で耳の肥えた聴衆を前にしてのこのプログラムは、音楽祭側の大きな期待の表れとなっている。
■横浜シンフォニエッタ公演情報
1月30日 20:30 開演 横浜シンフォニエッタ Salle Verlaine
ドビュッシー/神聖な舞曲と世俗的な舞曲
ファリャ/「三角帽子」第1組曲 ロドリーゴ/アランフェス協奏曲
1月31日 17:00 開演 横浜シンフォニエッタ Salle Proust
ドビュッシー/小組曲 ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ ビゼー/交響曲ハ長調
2月1日 16:00 開演 横浜シンフォニエッタ Salle Verline
ドビュッシー/神聖な舞曲と世俗的な舞曲、
ファリャ/「三角帽子」第1組曲、ロドリーゴ/アランフェス協奏曲
2月2日 13:45 開演 横浜シンフォニエッタ Auditorium Baudelaire
シャブリエ/ハバネラ ロドリーゴ/アンダルシア協奏曲
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
2月2日 22:15 開演 横浜シンフォニエッタ Salle Proust
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ サンサーンス/ピアノ協奏曲2番
ミヨー/屋根の上の牛
2月3日 17:15 開演 横浜シンフォニエッタ Auditorium Baudelaire
シャブリエ/ハバネラ ロドリーゴ/アンダルシア協奏曲
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
2月3日 19:15 開演 横浜シンフォニエッタ Salle Proust
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ ラヴェル/クープランの墓 ビゼー/交響曲ハ長調
【横浜シンフォニエッタ】
1998年 指揮者 山田和樹(音楽監督)を中心に「TOMATOフィルハーモニー管絃楽団」として結成。東京藝術大学卒業生・在学生を中心に構成される。創立当初より東京藝術大学内演奏会などにてべートーヴェン交響曲全曲演奏を行い話題となる。99年12月ベートーヴェン交響曲第7番をメインプログラムとして川口リリアホールにて公式デビュー。01年3月より神奈川県立音楽堂にて「音楽たまて箱シリーズ」に参加、10回目を迎えた。05年11月「横浜シンフォニエッタ」に改名し横浜市を中心に活動するプロオーケストラとして活動を開始。08年4月第1回演奏会を行いソリストに 宮本笑里 を迎え大成功をおさめる。08年11月ミュージックアドヴァイザーに 小林研一郎 が就任。09年9月 第51回ブザンソン国際指揮者コンクールにて音楽監督 山田和樹 が優勝。09年10月 木野雅之 を迎え第2回演奏会「ブザンソン国際指揮者コンクール優勝記念」の凱旋公演を行う。「ブラームス・メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲」「ビゼー・モーツァルト・二つのハ長調交響曲」をCDリリース。10年1月「一般社団法人横浜シンフォニエッタ」設立。10年11月第3回演奏会を行い 藤倉 大 のSecretForestを演奏し新たな世界観を披露。マリンバ奏者 出田りあ を迎えマリンバとのコラボレーションでも聴衆を魅了した。11年8月第4回演奏会を行いフルート奏者の 白尾 彰 を迎え E-ONKYOのサイトから演奏会のすべての記録が配信されている。12月3枚目となるシューベルト交響曲第8番「グレート」が発売。
◆ラ・フォル・ジュルネ・ドゥ・ナント公式サイト