読売日本交響楽団は8月1日付で、小林研一郎を特別客演指揮者に迎えたことを発表した。小林と同響は1974年以来、日本各地で多くの共演を重ねており、その演奏への高い評価が今回の就任に繋がった。ちなみに同ポストは過去に、ハインツ・レーグナーが1990年から2001年まで務めている。小林研一郎の就任後最初の演奏会は8月24日(水)の「真夏のコバケン・スペシャル」。これ以降は12月に「読売日響 大阪定期演奏会」と「読売日響 名曲シリーズ in 福岡」が予定されている。小林は今回の就任にあたり次にようにメッセージを寄せている。
「読売日本交響楽団の輝く歴史の中で、折に触れ共演の機会をいただき、僕の音楽をより豊かな世界へと導いてくれたこのオーケストラから愛情と親しみを込めて“特別客演指揮者”というタイトルを戴いたことに感謝しております。更に身を引き締めて、“萎えてしまいそうな今日(こんにち)の日本の人々”の心に響く音楽を共に残して行きたいと願っています」
問:読売日響チケットセンター03-3562-1540 HP