ベルリンを本拠地とするレーベル、ソニークラシカルは、ピアニストの角野隼斗とワールドワイドの専属契約を結んだことを3月7日、発表した。同レーベルからのアルバム発売は今年秋の予定。専属ワールドワイド契約を結んだ日本人演奏家は、五嶋みどり、樫本大進、藤田真央に次いで角野で4人目となる。
国際ピアノコンクールでの活躍の一方、“Cateen(かてぃん)”名義で作編曲を行い、YouTubeで配信。チャンネル登録者数は、2024年2月時点で130万人を、総再生回数は1億8千万回を数えるなど、目覚ましい活躍をみせているのは周知の通り。優れた技巧と天性のアレンジ力、即興を取り入れたスタイルで、既存のジャンルの枠組みを超えた唯一無二の存在感を放つとともに、さまざまなジャンルのアーティストたちにも刺激を与えている。
秋に発売されるアルバムは、自作の新曲に加え、J.S.バッハ、フォーレ、パーセル、坂本龍一の作品が含まれる予定という。先月には、Apple Music Classicalのアンバサダー就任も発表されたばかり。現在、ニューヨークに拠点を置く角野だが、もはや誰にも予想できない展開をみせそうな彼の活動から、ますます目が離せないことになりそうだ。
角野隼斗のコメント
この度ソニークラシカルとワールドワイド契約することとなり、大変光栄に思っています。自分の音楽家人生でこれほどの大きなことが起こるとは、想像もしていませんでした。ソニークラシカルが自分の目指す音楽に共感し、信頼を寄せてくれたことに心から感謝しています。より多くの世界中の方々に良い音楽を共有できるように、そして応援してくださっている皆様に新しい景色を見せられるように、今後とも全身全霊で音楽活動に邁進いたします。
プレスリリース
https://www.sonymusic.co.jp/artist/HayatoSumino/info/561028
角野隼斗オフィシャル・サイト
https://hayatosum.com