2024年版 ブルックナーのトリセツ
【生誕200年記念特集】

文:布施砂丘彦(音楽批評家)

 2024年はブルックナー(1824~96)のメモリアルイヤーです。メモリアルイヤーという節目は、偉大な先人の業績を称えるだけでなく、そのイメージを改めることで受容の歴史を繋いでいく関節のような役割をも担っています。数年前のベートーヴェンイヤーでも、これまでとは異なった視点からベートーヴェンを描いた書籍が登場したり、それまで国内ではマイナーだったピリオド楽器(作曲された当時の楽器)による斬新な演奏が数多くなされたりなど、さまざまな変化がありました。ブルックナーのイメージも、もしかするとこの1年でがらっと変わるかもしれません。

ブルックナー、ウィーン・フィル ニューイヤーにデビュー

 そんな新しい年の幕開けには、ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの曲目にも入った「カドリーユ」(原曲はピアノ4手)を。シンプルで快活な舞曲で、従来の「神聖」「重厚長大」といったイメージでは捉えきれない作品なのではないかと思います。今年はリンツにあるブルックナーハウスで、史上初となる、ピリオド楽器による交響曲全曲演奏があります。これも大きな転換点になるかもしれません。
 ちょうど時代が変わるときなのですから、新しくブルックナーを聴いてみるには良い機会です。「正しい聴き方」というものは存在しませんが、簡単な道標をいくつか提案してみましょう。

分かろうとしなくてよし

 ブルックナーはよく「分かりにくい」と言われることがあります。なぜそう言われるかというと「分かろうとする」からです。どういうことでしょうか。
 大事なのは、ブルックナーは自分の人生を表現するために交響曲を作ったわけではない、ということです。だから、彼の人柄と音楽をまとめて「分かる」ことなどそもそも不可能ですし、作品もとっつきにくい。たとえば「自らの苦難を乗り越えて」とか「死んでしまった愛する人との思い出に」といった作曲家の人生と作品とが合致していると、わたしたち聴き手は地図のような手がかりを得るのですが、彼の場合そうはいきません。その人生について調べてみると「ライン川の砂の粒を数えるのが趣味だった」とか「若い女性に突然求婚した」とか「屍体偏愛があった」といった過激な話が正誤入り混じって出てきますが、結局それらの情報は、作品を聴くうえであまり手がかりにはならないのです。ひとつ彼の音楽に関係していることがあるとすれば、彼には信じているものがあった、それが彼の場合は神だった、ということです。

まずは短い作品から

 それではまず音楽の何を聴けば良いのか。ひとつの選択肢として「自分の好きなところを見つける」ということがあり、特にブルックナーの作品には美しいところがたくさんあります。しかも噛めば噛むほど味が出る。そんな箇所をブルックナーの作品のなかから見つけていきましょう。
 しかし、ブルックナーの交響曲はとても長いです。そんな長い交響曲をいきなり全部聴くのはたいへん……そんなふうに思った方にまずおすすめしたいのが、宗教合唱曲です。短いので2つ続けて聴きましょう。交響曲を書き始めるよりも前に書いた「アヴェ・マリア」WAB6と、成功を収めた交響曲第7番と次の第8番のあいだに手がけた「キリストは従順であられた」WAB11です。どちらも短い曲なので、ぜひ他の作業をしながら聴き流すということはせず、ひとつひとつのハーモニーを「噛んで」聴いてみてください。美しい音楽というのは、自分から見つけにいかないと知らぬ間に過ぎ去ってしまいます。ここでのポイントはメロディやリズムを聴くのではなく、全体の響きをひとつひとつ味わうということです。

楽章単位でもOK!

 これを聴いて美しいと思った方は、後者の曲と同じ時期に作曲された交響曲の緩徐楽章をぜひ聴いてみてください。「聴きたいけれど長すぎる!」と思うかもしれません。ここに示すチェリビダッケによる交響曲第8番の演奏はとてもテンポが遅く、第3楽章だけでも35分、全曲を聴くとなんと映画1本分くらいの長さになります。しかし、遅いからこそ一つひとつの和音に凝縮された響きを堪能できる名演奏です。まずは最初の部分のみ(~3:51)耳を澄ませて聴いてみてください。全体を聴き流してしまうよりは、まず1ヵ所を集中して聴いて、そのあとに同じところを繰り返し流したほうが耳に残り、より味わうことができます。冒頭の部分を聴いた際に、ハープが入る3:21~が特に美しいと思った方もいるでしょう。そこから先を続けて集中して聴き続けるのはしんどい、そういう場合はスキップして次に28:47~29:44を聴いてみてください。ハープも入っていてさきほどと似ていますが、冒頭よりも、さらに次の扉を開けていくようなハーモニーになっていると思います。冒頭の美しさとは似ていても異なる、官能的でありながらも現実を超えたような響き。では、冒頭からここに至るまでに何があったか。そのような興味を持たれた方は、ぜひ最初から続けて聴いてみてください。響きの連なりがひとつの物語のように聴こえてくるかもしれません。

やっぱり、大迫力のオーケストラサウンドで

 さて、「せっかく大編成のオーケストラが演奏するのだから、もっと音が大きくてかっこいいところを知りたい」と思った方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめなのが、さきほどの交響曲第8番第3楽章の続きである第4楽章冒頭です。あえて、よりリズムがくっきりとしたアメリカのオーケストラによる演奏を聴いてみましょう。最初の1分を聴いただけでもその壮大さが伝わるのではないでしょうか。この第4楽章が演奏されるのは第1楽章が始まってから1時間ほどしてから。コンサートホールで長い時間、お尻が多少痛くなったりすることを耐えた先にこの音楽が始まると、大きな感動があるかもしれません。

全編を聴けばお宝がたくさん!

 ブルックナーを聴くうえで「与えられた物語として聴くのではなく、細部に美しさやかっこよさ、儚さや喜びを見つける」という方法は、ひとつの選択肢として良いのではないかと思います。劇場へ行っても途中で寝てしまうこともあるかもしれません。疲れているかもしれないし少し飽きてしまうかもしれない、誰でも寝てしまうことはあります。これが、たとえばストーリーを追い続けなくてはいけないものだったら困るかもしれませんが、ブルックナーの交響曲ならば途中で寝てしまっても楽しむことができます。細部にさまざまな発見が詰まっているからです。

 そうはいっても、ブルックナー作品においては構造もまた素晴らしいものです。
 その代表格が交響曲第5番です。楽章を超えて、共通するさまざまなモティーフ(メロディの素となる音型)が登場します。たとえばベートーヴェンの交響曲第5番(いわゆる「運命」)では冒頭の「タタタタン」というモティーフが楽章を超えて登場することで楽曲を作り上げていますが、ブルックナーの第5番ではこれのもっと複雑なことが行われているのです。例えば第4楽章の第3小節でクラリネットが「タンタン」と1オクターブ下降する音型を演奏します(0:08~)が、これが徐々に発展し(0:39~)、メロディとなって (1:48~)、フーガとして展開していきます(1:55~)。特に楽章最後のコーダ部分(18:04~)では5分近く、このモティーフがさまざまなかたちで演奏され続けて終結します。そしてこの音型は、遡って聴いてみると、実はそれ以前の楽章にもところどころ登場しているのです。この作品で重要なモティーフはこれだけではありません。宝物探しのように聴いてくと、さまざまな発見に満ちていると思います。

【Profile】
布施砂丘彦
東京芸術大学卒業。演奏、批評、プロデュースの3つの領域で活動する。批評家としては時評「音楽の態度」で第7回柴田南雄音楽評論賞奨励賞を受賞してデビュー。朝日新聞の連載「for your Collection クラシック音楽」の選者を務めているほか、これまでに『レコード芸術』やWeb音楽メディア「FREUDE」などさまざまな媒体に寄稿。また、「箕面おんがく批評塾」塾長を務めている。 大のブルックナー好きで、コントラバス奏者として全国のプロオーケストラ、名指揮者のもとでブルックナーの交響曲を演奏した経験を持つ。昨年はブルックナーの合唱曲のコンサートも開催した。
X @Stift_St_Floria

●編集部おすすめ ブルックナー作品の公演情報

交響曲第0番

大阪フィルハーモニー交響楽団 ~モーツァルトとブルックナー I
●2024.6/13(木)19:00 大阪/ザ・シンフォニーホール
尾高忠明(指揮)

交響曲第1番

東京都交響楽団 第991回 定期演奏会Cシリーズ
●2024.1/13(土)14:00 東京芸術劇場 コンサートホール
下野竜也(指揮)

水戸室内管弦楽団 第113回定期演奏会
●2024.5/25(土)19:00、5/26(日)15:00 水戸芸術館コンサートホールATM
ラデク・バボラーク(指揮)

大阪フィルハーモニー交響楽団 シンフォニストの理想を求めて~モーツァルトとブルックナー III 
●2024.11/14(木)19:00 大阪/ザ・シンフォニーホール
尾高忠明(指揮)

交響曲第2番

大阪フィルハーモニー交響楽団 ~モーツァルトとブルックナー II
●2024.8/28(水)19:00 大阪/ザ・シンフォニーホール
尾高忠明(指揮)

交響曲第3番

日本センチュリー交響楽団 第278回 定期演奏会
●2024.1/12(金)19:00 大阪/ザ・シンフォニーホール
飯森範親(指揮)

東京都交響楽団 第996回 定期演奏会Bシリーズ
●2024.4/3(水)19:00 サントリーホール
大野和士(指揮)

日本フィルハーモニー交響楽団 第759回 東京定期演奏会
●2024.4/12(金)19:00、4/13(土)14:00 サントリーホール
下野竜也(指揮)

交響曲第4番

広島交響楽団 第27回廿日市定期演奏会
●2024.4/20(土)15:00 広島/はつかいち文化ホール ウッドワンさくらぴあ
クリスティアン・アルミンク(指揮)

東京都交響楽団
第1003回 定期演奏会Bシリーズ
●2024.7/4(木)19:00 サントリーホール
都響スペシャル
7/5(金)14:00 サントリーホール
ヤクブ・フルシャ(指揮)

東京フィルハーモニー交響楽団
第163回 東京オペラシティ定期シリーズ
●2024.7/24(水)19:00 東京オペラシティ コンサートホール

第1002回 オーチャード定期演奏会
●7/28(日)15:00 Bunkamura オーチャードホール
第1003回 サントリー定期シリーズ 
●7/29(月)19:00 サントリーホール
ダン・エッティンガー(指揮)

東京交響楽団 第724回 定期演奏会
●2024.9/21(土)18:00 サントリーホール
秋山和慶(指揮)

クラシックのいろは 2024~19世紀ロマン派名曲集 PART II Vol.2
●2024.12/7(土)15:00 伊賀市文化会館

寺岡清高(指揮)大阪交響楽団

交響曲第5番

名古屋フィルハーモニー交響楽団 豊田市コンサートホール・シリーズVol.16
●2024.3/2(土)16:00 豊田市コンサートホール
井上道義(指揮)

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 みなとみらいシリーズ定期演奏会 第394回
●2024.4/20(土)14:00 横浜みなとみらいホール
沼尻竜典(指揮)

関西フィルハーモニー管弦楽団 第348回 定期演奏会
●2024.7/12(金)19:00 大阪/ザ・シンフォニーホール
高関健(指揮)

九州交響楽団 第427回 定期演奏会
●2024.12/6(金)19:00 アクロス福岡シンフォニーホール
小泉和裕(指揮)

交響曲第6番

札幌交響楽団
第658回定期演奏会
●2024.1/27(土)17:00、1/28(日)13:00 北海道/札幌コンサートホールKitara

東京公演2024
●1/31(水)19:00 東京/サントリーホール

マティアス・バーメルト(指揮)

大阪フィルハーモニー交響楽団 第574回 定期演奏会
●2024.1/18(木)19:00 大阪/フェスティバルホール
尾高忠明(指揮)

交響曲第7番

パシフィックフィルハーモニア東京 第162回 定期演奏会
●2024.1/27(土)14:00 東京芸術劇場 コンサートホール
飯森範親(指揮)

東京・春・音楽祭2024 シェーンベルクとウィーン
●2024.4/11(木)19:00 東京文化会館(小)

中村洋乃理va、幣隆太朗cb、甲斐雅之fl、福川伸陽hr、竹島悟史pc、与那城敬Br、佐藤卓史p、大木麻理og 他
※室内楽版、第3楽章のみ

NHK交響楽団 第2008回 定期公演 Cプログラム
●2024.4/19(金)19:30 NHKホール
4/20(土)14:00 NHKホール
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)

広島交響楽団 広響名曲コンサート 音楽の花束〈春〉
●2024.5/18(土)15:00 広島国際会議場フェニックスホール

沼尻竜典(指揮)

名古屋フィルハーモニー交響楽団 第91回 市民会館名曲シリーズ
●2024.5/25(土)16:00 愛知/日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
マティアス・バーメルト(指揮)

井上道義 ザ・ファイナル・カウントダウン Vol.4
●2024.7/7(日)14:00 大阪/ザ・シンフォニーホール

井上道義(指揮)大阪フィルハーモニー交響楽団

東京交響楽団
第722回 定期演奏会
●2024.7/20(土)18:00 サントリーホール

第137回 新潟定期演奏会
●7/21(日)17:00 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
ジョナサン・ノット(指揮)

東京都交響楽団
第1007回 定期演奏会Aシリーズ
●2024.9/4(水)19:00 東京文化会館
第1008回 定期演奏会Cシリーズ
●9/5(木)14:00 東京芸術劇場 コンサートホール
大野和士(指揮)

新日本フィルハーモニー交響楽団 第658回 定期演奏会
〈トリフォニーホール・シリーズ〉
●2024.9/21(土)14:00 すみだトリフォニーホール

〈サントリーホール・シリーズ〉
●9/22(日)14:00 サントリーホール

佐渡裕(指揮)

大阪交響楽団 第275回 定期演奏会
●2024.10/4(金)19:00 大阪/ザ・シンフォニーホール
トーマス・ザンデルリンク(指揮)

交響曲第8番

富士山静岡交響楽団 第123回 定期演奏会
〈静岡公演〉
●2024.2/3(土)14:00 静岡/清水文化会館マリナート
〈三島公演〉
●2/4(日)14:00 静岡/三島市民文化会館
〈東京公演〉
●2/6(火)19:00 東京オペラシティ コンサートホール
高関健(指揮)

広島交響楽団 特別定期演奏会
●2024.3/8(金)18:45 広島文化学園HBGホール
●3/10(日)15:00 すみだトリフォニーホール
下野竜也(指揮)

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 第372回 定期演奏会
●2024.9/6(金)19:00 東京オペラシティ コンサートホール
高関健(指揮)

NHK交響楽団 定期公演 Aプログラム
●2024.9/14(土)18:00 東京/NHKホール
ファビオ・ルイージ(指揮)
●2024.9/15(日)14:00 東京/NHKホール
ファビオ・ルイージ(指揮)

トゥガン・ソヒエフ指揮 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
●2024.11/8(金)19:00 東京/サントリーホール

大阪フィルハーモニー交響楽団特別演奏会
●2024.12/13(金)19:00 大阪/ザ・シンフォニーホール
尾高忠明(指揮)

交響曲第9番

群馬交響楽団 第596回定期演奏会
●2024.3/23(土)16:00 群馬/高崎芸術劇場 大劇場
東京定期演奏会
●3/24(日)15:00 東京/サントリーホール
飯森範親(指揮)

大阪フィルハーモニー交響楽団
尾高忠明(指揮) 「未完の交響曲(シンフォニー)」

●2024.4/27(土)15:00 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール

仙台フィルハーモニー管弦楽団 第372回 定期演奏会
●2024. 5/24(金)19:00、5/25(土)15:00 日立システムズホール仙台 コンサートホール
高関健(指揮)

東京都交響楽団
第1000回 定期演奏会Bシリーズ
●2024.6/4(火)19:00 サントリーホール
第1001回 定期演奏会Cシリーズ
6/5(水)14:00 東京芸術劇場 コンサートホール
エリアフ・インバル(指揮)

日本フィルハーモニー交響楽団 第763回 東京定期演奏会〈秋季〉
●2024.9/6(金)19:00 サントリーホール
●9/7(土)14:00 サントリーホール
カーチュン・ウォン(指揮)

広島交響楽団 第445回定期演奏会
●2024.10/11(金)18:45 広島文化学園HBGホール
準・メルクル(指揮)

札幌交響楽団 第664回 定期演奏会
●2024.10/19(土)17:00 札幌コンサートホールKitara
●10/20(日)13:00 札幌コンサートホールKitara
上岡敏之(指揮)

名古屋フィルハーモニー交響楽団 第528回 定期演奏会
●2024.11/15(金)18:45、11/16(土)16:00 愛知県芸術劇場 コンサートホール
下野竜也(指揮)

バイエルン放送交響楽団
●2024.11/24(日)17:00 ミューザ川崎シンフォニーホール
●2024.11/27(水)19:00 東京/サントリーホール
サー・サイモン・ラトル(指揮)

ミサ曲第3番

東京・春・音楽祭2024 ブルックナー「ミサ曲第3番」
●2024.4/13(土)14:00 東京文化会館
ローター・ケーニヒス(指揮) 東京都交響楽団
ハンナ=エリーザベト・ミュラーS、オッカ・フォン・デア・ダメラウMs、ヴィンセント・ヴォルフシュタイナーT、アイン・アンガーBs、東京オペラシンガーズ

広島交響楽団 第444回定期演奏会
●2024.9/4(水)18:45 広島文化学園HBGホール
ヘンリク・シェーファー(指揮)
隠岐彩夏S、加納悦子Ms、ペーター・ローデルT、ユーリ・ハゼスキーBr、東京オペラシンガーズ

弦楽五重奏曲

ナフェア弦楽五重奏団 2024
●2024.10/30(水)19:00 東京/Hakuju Hall
瀬川祥子、ローラン・シャテル(以上vn)、ナゼ大橋りつ子、ジェレミー・ナゼ(以上va)、サラ・コルティナスvc

Ensemble Amoibe vol.61
●2024.12/25(水)19:00 京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ
●2024.12/26(木)19:00 東京/Hakuju Hall
石上真由子、水谷晃(以上vn)、大山平一郎、村上淳一郞(以上va)、金子鈴太郎vc、小室敬幸(プレトーク・司会)