今年が創立55周年となる日本モーツァルト協会は、作曲家の三枝成彰が理事長に就任したことを発表した。三枝は今年の夏に東京国際フォーラムで開催された“中学生・高校生のために”と題されたオール・モーツァルトプログラムによるコンサート「はじめてのクラシック」をプロデュースしている。今回の就任にあたり、三枝は次のようにコメントを寄せている。
「このたび、理事長へのご推挙をいただき、たいへん光栄と思うと同時に、恐縮に感じております。学生時代から日本モーツァルト協会のことは存じておりましたので、このような歴史ある会の重職を担うことに、身の引き締まる思いでございます。ほんとうに私でよろしいいのかと、今でも思っております。どれほどのことをさせていただけるかわかりませんが、これより精一杯力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます」
問:特定非営利活動法人・日本モーツァルト協会事務局 03-5467-0626