ウィーン楽友協会資料館が所有する、ウィーンで活躍した3人の大作曲家たちの貴重な自筆譜や肖像画などが、川口総合文化センター・リリアで展示される。展示品は次の通り。
◎モーツァルト関連:フリードリッヒ・アウグスト・テイシュバイン作の肖像画(油絵/1790年)、歌劇《フィガロの結婚》よりアリア「喜びに胸は躍り」の自筆譜、ウィーンでモーツァルトが主催したコンサートのチケット
◎ベートーヴェン関連:ヨハン・シュテファン・デッカーの肖像画に基きヨハン・シュタインミュラーが作成した銅版画(1827年)、交響曲第9番第4楽章第1稿の自筆譜、ベートーヴェンが使用していた薬用スプーン
◎シューベルト関連:ヴィルヘルム・アウグスト・リーダー作の肖像画(水彩画/1840年)、歌曲集『美しき水車屋の娘』の自筆譜、シューベルト自身が1827年にウィーン楽友協会にあてた手紙
このなかでモーツァルトの肖像画やベートーヴェンのスプーン、シューベルトの手紙などは日本初公開となる。
★10月26日(火)〜11月2日(火)・川口総合文化センター・リリア 1階催し広場
問:リリア事業課048-258-2000