ベルギー・フランダース交響楽団は金聖響が2010/11年シーズンより同団の首席指揮者に就任することを発表した。任期は3年。現在彼はオーケストラ・アンサンブル金沢のアーティスティック・パートナーおよび神奈川フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めているが、これらのポジションは継続する。
「このオーケストラとは昨年の11月に初めて客演させていただき、3週間ほどの滞在中、とても素晴らしい時間を共有することができました。彼らは自分たちがやりたいことや表現したいことを、一生懸命音にしようとするひたむきな姿勢がとても印象的で、このオーケストラとなら絶対にうまくいく!と直感しました。今年の秋から2週間単位で、年に4〜5回渡欧する予定です。より一層忙しくなってきますので、体調管理と万全な準備を怠らず、一つずつ丁寧にやっていくことを心掛けたいと思います(抜粋)」とプレス・リリースでコメントを発表した。