大澄賢也による日本版振付に期待
宝塚歌劇創立100周年を記念し、ミュージカル『CHICAGO』OGバージョンが、11、12月に東京、大阪、愛知で上演される。メインの3役を元宝塚男役トップスターたちがトリプルキャストで演じる。ロキシー・ハート役の朝海ひかる、貴城けい、大和悠河。ヴェルマ・ケリー役の和央ようか、湖月わたる、水夏希。弁護士役の峰さを理、麻路さき、姿月あさとの9名。
日本版として大澄賢也が振付に参加。『CHICAGO』は、振付家ボブ・フォッシーの名を世界に知らしめた有名なダンス・ミュージカルのひとつ。巨匠フォッシーに対抗すべく、大澄がオリジナル版にどう挑むのかに注目したい。宝塚OGヴァージョンでは、どんな舞台を観せてくれるのだろうか。
峰は「初日には胸を張って『CHICAGO』ファミリーの一員と言いたい」と意気込みを見せ、麻路は「結婚して子育てを終え、また男役ができて光栄」と声を弾ませると、姿月は「本場に負けないくらいの『CHICAGO』をやらなければ」など決意を語り、期待の高まる会見となった。
文:北原えり子
(ぶらあぼ + Danza inside 2014年11月号から)
11/1(土)〜11/9(日)、12/10(水)〜12/19(金)東京国際フォーラムホールC
問:梅田芸術劇場0570-077-039
11/19(水)〜11/30(日) 梅田芸術劇場
問:梅田芸術劇場06-6377-3800
※その他、愛知公演もあり
http://www.chicagothemusical.jp