Tag Archive for 新日本フィル

ヴィキングル・オラフソン(ピアノ)

アイスランド出身の“革命児”がこだわりぬいたプログラムで新風を吹き込む  世界中から熱い視線を浴び、いまや次世代を担うピアニストとして大きな注目を浴びているアイスランド出身のヴィキングル・オラフソンが、12月に待望のリサイタルを行う。プログラムはラモーとドビュッシーの作品、それにムソルグスキー「展覧会の絵」というこだわ…

新日本フィルが「ふるさと納税型クラウドファンディング」を今年も実施

 すみだトリフォニーホールを本拠地とする新日本フィルハーモニー交響楽団は、「音楽の力で人とまちを元気に」と題し、フランチャイズ契約を結んでいる墨田区が実施する「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」プロジェクトに今年も参加することを発表した。GCFとは、自治体がオーナーとなり、ふるさと納税の仕組みを使ってプロジェ…

上岡敏之(指揮)

新日本フィルは今、変わりつつあります  2019/20シーズンが始まる9月から新日本フィルの音楽監督就任4年目に入る上岡敏之。3年のコラボを経た今、彼はかなりの手応えを感じている。 「メンバーそれぞれが自分の音の最大限と最小限を見極めるようになり、段々と“大きな室内楽”が可能になってきました。自発性も生まれてきましたし…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

就任4年目の開幕は、より深みを帯びた王道の名作で  上岡敏之が新日本フィル音楽監督に就任してから3年間、その共演は毎回のように充実の演奏とさまざまな話題を提供してきた。今秋からの4シーズン目は、シューベルトの全交響曲演奏を大きな柱として、その成果を広く知らしめていく。9月の開幕公演は上岡が登壇して、シューベルトの第4番…

【SACD】ブルックナー:交響曲第6番/上岡敏之&新日本フィル

 上岡&新日本フィルのブルックナー第2弾。ハース版以前の1927年に出されたヴェス版による珍しい演奏だ。だが版の問題(主として強弱や速度に相違があるという)以上に、表現自体が個性的。出だしのヴァイオリンの異様な弱音に驚かされた後は、異例なほどしなやかに進行し、ブルックナーの交響曲の中では前進的な曲でありながら、あてもな…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

マエストロからのプレゼントはフランス音楽の花束  お客様にもっとコンサートに参加してもらいたい。そんなオーケストラの姿勢が打ち出されているのが、新日本フィルのシーズン最後を飾る「リクエスト・コンサート」。上岡敏之音楽監督肝入りのこの企画は、今回で3回目。これまでに「パガニーニとベルリオーズ」(2017年)、「ラフマニノ…

ベルトラン・ド・ビリー(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

聴き手の心を浄化する、ブラームス合唱作品の美しき響き  ベルトラン・ド・ビリーが新日本フィルに客演し、ブラームスの合唱とオーケストラのための作品を指揮する。ブラームスは、若い頃からデトモルトやハンブルクで女声合唱団を指揮し、ウィーンのジングアカデミーの指揮者を務めるなど、合唱との関わりが深く、合唱に素晴らしい作品を残し…

フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

古楽の巨匠と作り上げるロマン派作品の新しい姿  新日本フィルは以前から、古楽や古典を得意とする名指揮者との相性がすこぶる良い。特に2000年代のゲルハルト・ボッセとフランス・ブリュッヘンというふたりの大家との共演は、古典演奏の真髄を示すものだった。近年も鈴木秀美やトン・コープマンら、古楽・古典の名匠と成果を挙げ続けてい…

新日本フィルの生オケ・シネマ Vol.4 チャップリン『キッド』&『担へ銃』

今回は二本立て! チャップリンの傑作をライヴ・オーケストラの迫力とともに  大画面に映し出される名作映画を、新日本フィルハーモニー交響楽団による生演奏で楽しむ人気コラボレーション企画「生オケ・シネマ」。優れた才能を持つ俳優・映画作家にして天才音楽家でもあったチャールズ・チャップリン。彼が関わったオリジナル・サウンドトラ…

小林沙羅(ソプラノ)

“美しき日本の歌い手”が歌い演じるグレーテル役の魅力  現在、小林沙羅が日本のソプラノの中でひときわ輝く存在であることに異論を唱える人はいないだろう。透明感のある歌声とバレエで鍛えられた身体性に裏打ちされた豊かな表現力は、国内外を問わず多くの聴き手を魅了している。この3月にはロンドンのウィグモア・ホールで、「和」をテー…