Tag Archive for 新日本フィル

新日本フィルがふるさと納税型クラウドファンディングを実施

 新日本フィルハーモニー交響楽団が、拠点とする墨田区と連携して、今年もふるさと納税型クラウドファンディング「音楽の力で人とまちを元気に」を実施している。昨年は、総額約3,900万円を集めており、過去の演奏録音のアーカイブ作成や「まちかどコンサート」開催などに役立てられている。  このプロジェクトは、いわゆる「ガバメント…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

シューマンの馥郁たるサウンドを二大傑作で堪能する  新日本フィルとの最後のシーズンを迎える上岡敏之による得意のシューマン・プログラム。  シューマン「ピアノ協奏曲」を弾くのは、フランス人ピアニスト、クレール=マリ・ル・ゲ。1998年度“ヴィクトワール ドゥラ ムジーク”賞を受賞、バレンボイムとの米国ツアーをはじめ、クレ…

【SACD】ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 他/上岡敏之&新日本フィル

 昨年3月のすみだ平和祈念音楽祭のライブ。「新世界交響曲」は正攻法で作品の骨組みをがっちりと捉えた。滑り出しから集中力が高く、ほの暗く深いサウンドでじっくり進めていく。とりわけ少し遅めのテンポで構築した第三楽章には、作品に対する姿勢が端的に表れた。一方、思わぬ方向から作品に切り込みぐいぐいと肉薄する上岡節も健在だ。コダ…

熊倉 優(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

期待の若手指揮者と世界的奏者も登場する注目のステージ  夏場から各地のオーケストラが、多くの制限や変更はありながらも、そこに個性や新味を加えて活動を再開している。特に、これまで体験できる機会の少なかった国内の若手指揮者の登場が多くなり、フレッシュな演奏を聴けるチャンスが増えていることは、大いに歓迎したい。  新日本フィ…

2021年・第19回東京国際音楽コンクール〈指揮〉会見レポート

審査委員長に尾高忠明が就任、 「いま器用な人ではなく、これから伸びそうな才能」を評価のポイントに  一般財団法人民主音楽協会(民音)が主催する東京国際音楽コンクール〈指揮〉の第19回(2021年)開催概要が固まった。第4代審査委員長に就く尾高忠明(大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督・東京藝術大学名誉教授)は8月27日…

第18回 東京音楽コンクール 2020 本選

特別な年に繰り広げられる若き奏者たちの熱演  東京音楽コンクールは日本を代表するコンクールの一つとして、これまでピアニストの北村朋幹やヴァイオリニストの成田達輝、クラリネット奏者の吉田誠をはじめとする国際派ソリストに加え、パリ管弦楽団やNHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団に東京佼成ウインドオーケストラなど、国内…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

 上岡敏之が新日本フィルの音楽監督として迎える最後のシーズン(2020年9月〜21年8月)は、ブルックナーの最高傑作と言われる交響曲第8番で始まる。ブルックナーの多くの交響曲と同じく、この曲も改訂への道をたどった。1887年に作曲を終えたブルックナーは、自信満々で総譜を送った指揮者ヘルマン・レーヴィから理解不能と告げら…

【8/4】久石 譲(指揮)新日本フィルハーモニー交響楽団

 映画音楽作曲家の第一人者として変わらぬ活躍を続ける一方で、近年は指揮者としての活動をどんどん充実させている久石譲。新日本フィルは、繰り返し共演を重ねてきた大事なパートナーだ。今回は自作とベートーヴェンを振る。  久石のベートーヴェンといえば、交響曲全集の録音が昨年のレコード・アカデミー賞を受賞している。そのうたい文句…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

2つの“ハ長調”が示唆する豊穣な世界  新日本フィル音楽監督・上岡敏之の4シーズン目最後の定期演奏会は、“ウィーンのハ長調”プログラム。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番とシューベルトの交響曲第8番「グレイト」が披露される。両曲は共に作曲者20代後半の所産。同年代時の2人が、開放的でピュアな響きをもつハ長調でいかなる個…

沖澤のどか(指揮)

華やかなフレンチ・プロでオーケストラ定期デビュー!  ベルリンを拠点に創造の翼を広げようとしている沖澤のどかが、来たる9月、新日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会 ルビー〈アフタヌーン コンサート・シリーズ〉第33回の指揮台に立つ。同楽団2020/21シーズンの開幕、その一環を彩る親しみやすいフレンチ・プログラム。《…