新年に“音楽の街”の風をお届け
この優美さこそ、まさにウィーン音楽の粋。名門ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団の名手たちで構成され、地元はもちろん、世界中へ“音楽の街”の風を届けている「ウィーン・サロン・オーケストラ」が、今年も新春の日本へと降り立つ。フォルクスオーパー管コンサートマスターのウド・ツヴェルファーが音楽芸術監督となり、1994年に設立された同オーケストラ。「ウィーン、我が夢の街」と題した日本ツアーには、総勢23人の管弦楽に加え、アンドレアス・ヤンコヴィッチ(テノール)、シモーナ・アイジンガー(ソプラノ)と地元ウィーンでも評価の高い2人のソリスト、さらに2人のバレエダンサーを帯同する。「美しく青きドナウ」などJ.シュトラウスⅡのワルツやポルカはもちろん、「こうもり」「ジプシー男爵」などオペレッタからの華麗な名旋律をたっぷりと。さらに、ウィーンを舞台にした映画『第三の男』のテーマまで網羅し、まさに“ウィーン尽くし”の贅沢なステージが展開される。
文:笹田和人
(ぶらあぼ2013年12月号から)
★2014年1月5日(日)・東京オペラシティコンサートホール Lコード:34765
問 プロアルテムジケ03-3943-6677
http://www.proarte.co.jp
※全国ツアーの詳細は上記ウェブサイトでご確認ください。