辻井伸行が ベルリンのフィルハーモニーにデビュー

(c)Peter Adamik

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11月27日(水)から、『辻井伸行 日本ツアー≪ショパン&リスト≫』を全国18都市で行うピアニスト辻井伸行が、去る11月6日、 ベルリンのフィルハーモニーにデビュー、得意のショパン&リスト・プログラムを披露した。

  ベルリンのフィルハーモニーは、「音楽界の帝王」と呼ばれた、20世紀を代表する名指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンが、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として1963年に完成させた。

 辻井は、自身「コンサートで演奏するのが夢だった」と語るショパンの代表作ピアノ・ソナタ第2番《葬送》など、アンコールを加えた全14曲を披露、熱い喝采を浴びた。

現地の聴衆は辻井の演奏について「音楽が彼の内面からあふれ出てくるようだった。彼自身が作曲家のように感じた。次はモーツァルトを聴きたい。」「難しい曲なのに楽々と弾いていて驚いた。」「今の若い演奏家は、とかく自分自身の主張を繰り広げがちだが、辻井の演奏はとても誠実で自然なものだった。」「辻井の演奏には、イタリア語で言うGusto(高雅な趣味、品格)を感じる」などと語った。

 辻井は帰国後、ベルリンで演奏したショパンとリストのプログラムで11月27日(水)から全国18都市を巡るリサイタルツアーを行うほか、来年にはオルフェウス室内管弦楽団との日本ツアーも予定されている。

■辻井伸行 ベルリン・デビューコンサート
2013年11月6日(水)午後8時開演。ベルリン、フィルハーモニー室内楽ホール
[演奏曲目] ショパン/
ノクターン第20番(遺作)
ノクターン第18番作品62の2
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 作品35 ≪葬送≫

リスト/
エステ荘の噴水(巡礼の年第2年「イタリア」より)
ペトラルカのソネット第104番(巡礼の年第3年より)
愛の夢 第3番
ラ・カンパネラ
イゾルデの愛の死
グノーの歌劇≪ファウスト≫からのワルツ

<アンコール>
1)ショパン:ノクターン第8番
2)リスト:リゴレット・パラフレーズ
3)ショパン:雨だれのプレリュード
4)辻井伸行:それでも、生きてゆく

■今後の主な日本での演奏予定
辻井伸行 日本ツアー≪ショパン&リスト≫
2013年11月27日〜14年3月28日 全国18都市で19公演
http://avex.jp/classics/tsujii-nobuyuki2013-14/

辻井伸行&オルフェウス室内管弦楽団日本ツアー2014
2014年2月1日〜 全国10公演
http://avex.jp/classics/tsujii-orpheus2014/