優雅な「ウィーンの薫り」に酔うひととき
ヨハネス・フライシュマンは、ウィーンで育ち、学び、ソロ活動のほかウィーン・フィルにも客演するヴァイオリニスト。オーストリア音楽大使も務める正統派のサラブレッドである一方、声を出して踊れる人気のエレクトロ・クラシックバンド「SYMPHONIACS」のメンバーとして軽快なパフォーマンスも見せる。端正なルックスも相まって、世界中で人気の名手である。
そんな多彩な顔をもつフライシュマンが日経ミューズサロンに登場。「ウィーンの薫り」と題して、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第4番・第5番「春」、コルンゴルト「から騒ぎ」、クライスラーの小品集など、クラシック名品でその美音を聴かせる。共演は2018年グリーグ国際ピアノコンクール第1位受賞、いま最も旬なピアニストである髙木竜馬。現在はウィーンで学びながらソロ活動を展開、NHKアニメ『ピアノの森』では雨宮修平役のピアノ演奏を担当。同地で学び、多彩な活動という共通点もある、気心知れたふたりによるウィーンの夕べをじっくりと。
文:林 昌英
(ぶらあぼ2020年1月号より)
2020.1/31(金)18:30 日経ホール
問:日経公演事務局03-5227-4227
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