ウィーン国立歌劇場が今月27日からインターネットを介したフルハイビジョン(字幕付き)でのライブストリーミングを開始する。
クラシック音楽のライブストリーミング(ライブビューイング)には、すでに、映画館などで上映されるメトロポリタン歌劇場の「METライブビューイング」、インターネットでライブおよびオンデマンド配信され自宅で視聴できるベルリン・フィルの「ベルリン・フィル デジタル・コンサートホール」などがあるが、今回の「ウィーン国立歌劇場 ライブストリーミング」はそれに続くものとして期待される。
第一弾は10月27日(日)18:00(現地時間)から上演されるR.シュトラウスの歌劇『薔薇の騎士』。その後、2013年は『魔笛』『トリスタンとイゾルデ』『チェネレントラ』バレエ『くるみ割り人形』『フィデリオ』 そして、大晦日の『こうもり』と続く。
このほか、オンデマンドでワーグナーの歌劇『妖精』が配信される。
視聴は、インターネット接続されたPCまたは、SmartTVを利用したテレビで可能。
(視聴には、あらかじめCulturallのユーザ登録が必要)
視聴料金は 5ユーロ(オンデマンド)、14ユーロ(1公演)、48ユーロ(4公演を選択)。
また、視聴と同時に「ウィーン国立歌劇場セカンドスクリーンアプリ」を用いて字幕やその他の情報などが入手可能(開始当初は英語、ドイツ語、韓国語のみ対応。順次拡大予定)なほか、「ウィーン国立歌劇場ブックレットアプリ」(Googleプレイストア(10月25日から入手可能)とApp Store (10月末から入手可能)から無償でダウンロード)でデジタルメディアプログラムも入手可能となっている(2.69ユーロ)
http://www.staatsoperlive.com/