【出演者・曲目変更】第11回 トッパン チャリティーコンサート カール=ハインツ・シュッツ(フルート) & シャルロッテ・バルツェライト(ハープ)

音楽のチカラで人々の輪を広げたい!

*出演者・曲目変更のお知らせ
「第11回トッパンチャリティーコンサート」に出演予定のハープ奏者シャルロッテ・バルツェライトは、手の怪我の影響で、出演を断念せざるをえなくなりました。代役としてサラ・クリストが出演いたします。出演者変更に伴い、プログラムも変更させていただきます。
詳細は下記ホームページをご確認ください。
http://www.toppan.co.jp/charityconcert/concert/index.html


途上国での識字能力の向上を支援するため、世界的な総合印刷企業である凸版印刷が開いている「トッパン チャリティーコンサート」。その第11回には、フルートのカール=ハインツ・シュッツ、ハープのシャルロッテ・バルツェライトという“ウィーン・フィル首席コンビ”が登場し、バロックからタンゴまで、名旋律の数々を紡ぎ上げる。
明治33年の創業以来、印刷を通じて、情報や文化の普及・発展にも力を注ぐ凸版印刷。チャリティーコンサートは2008年から毎年開催され、その収益をユネスコ・アジア文化センターに寄附し、カンボジアでの識字能力向上のための教育支援を成功に導くなど、着実に成果を挙げている。
シュッツは11年にウィーン・フィルと同国立歌劇場管の首席奏者となり、名ソリストとして、さらにウィーン・リング・アンサンブルのメンバーとしても、卓越した技巧と音色を披露。かたや、バルツェライトは十数年にわたってウィーン・フィルで活躍、その女性奏者の先駆けでもあり、折々に印象的な美音を刻んできた。
この日のステージは、ヘンデル「ソナタ ハ長調」で幕開け。サン=サーンス「幻想曲」やドップラー&ザマラ共作の「カジルダ幻想曲」、クラ「二重奏による組曲」、ピアソラ「タンゴの歴史」、バルトーク(アルマ編)の「ハンガリー農民組曲」と、ある時は美しい旋律を前面に、ある時は技巧を凝らし、色彩豊かな音の花を咲かせてゆく。日本でもファンが多い2人の共演だけに、名演を大いに期待できよう。
文:笹田和人
(ぶらあぼ2018年5月号より)

2018.6/1(金)19:00 トッパンホール
問:トッパンホールチケットセンター03-5840-2222
http://www.toppan.co.jp/charityconcert/