“超絶技巧兄弟”がデュオとクァルテットで登場!
ロマ民族伝統の超絶技巧と情熱的な歌い回しで聴衆を魅了、クラシックという枠組みを超越した活動を展開するシャンドル(ヴァイオリン)とアダム(チェロ)のヤボルカイ兄弟。彼らは「ウィーン・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、正統派クラシック奏者としての実力も知らしめている。そんな2人に、高橋和貴(第2ヴァイオリン)とアレクサンダー・パク(ヴィオラ)が加わって、2013年に結成された「モーツァルトハウス・ウィーン弦楽四重奏団」は、モーツァルトをはじめとする佳品の瑞々しい快演でウィーンでも評判のグループだ。
そんな話題の名手集団が日経ミューズサロンに登場し、モーツァルトの第15番とハイドンの第77番「皇帝」と、珠玉の名曲を披露。さらに、「ヤボルカイ兄弟」としても、ハチャトゥリアン「剣の舞」やリムスキー=コルサコフ「熊蜂の飛行」、サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」、バルトーク「ルーマニア民俗舞曲集」などデュオ作品を弾きこなして、技巧の極みをたっぷり堪能させてくれる。
文:笹田和人
9/29(火)18:30 日経ホール
問:日経ミューズサロン事務局03-3943-7066
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