懐かしのスタンダードナンバーを迫力のサウンドで
前身の「スイング・オルフェアンズ」から数えると結成78年。黛敏郎や秋吉敏子といった音楽家を輩出したことでも知られる名門ビッグバンド「ザ・ブルーコーツオーケストラ」が、日経ミューズサロンに登場する。
クラシックから洋楽まで多岐にわたるジャンルの音楽を演奏し高い人気を博してきたブルーコーツだが、もちろんその本領はジャズ。今回は、長く聴き継がれてきたビッグバンド・ジャズの名曲をメインに取り上げる。そのプログラムはといえば、「ムーンライト・セレナーデ」「イン・ザ・ムード」「A列車で行こう」「シング・シング・シング」等々、誰もが知るナンバーばかり。まさにビッグバンド黄金時代の空気を今に伝えてくれそうだ。加えて、伝説のテレビ番組『夢であいましょう』のテーマや「上を向いて歩こう」など昭和を彩った名曲も披露される予定。晩夏の夕、いっときノスタルジックなムードに浸ってみてはいかが?
文:藤本史昭
(ぶらあぼ2024年9月号より)
2024.9/5(木)18:30 日経ホール
問:日経公演事務局03-5227-4227
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