元気が漲る“ニクい”公演
「オレンジ色のニクい奴」…これはある世代以上の方にとって懐かしくも気持ちが弾むフレーズだろう。このキャッチでおなじみの「夕刊フジ」は、1969年に創刊され、今年45周年を迎えた。同紙と共に歩んだ主力は今やシニア&シルバー世代。だがこれを機に、彼らをよりポジティブな「オレンジ世代」と称して応援するキャンペーンが組まれ、淑徳大学・東京キャンパス開設記念を兼ねて「応援コンサート」が開催される。
陣容は、広上淳一指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団に、ピアノの近藤嘉宏がソロで加わる本格派。モーツァルト、ベートーヴェン、スメタナ、チャイコフスキーなどの人気曲に、広上が演奏を担当したNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』のメイン・テーマをまじえた、バラエティ豊かなプログラムにも心が躍る。エネルギーに溢れた広上の指揮で活気漲る曲を聴き、内外で活躍を続ける人気奏者・近藤の瑞々しいピアノで勇壮な「皇帝」を味わえば、元気が出ること請け合い! さらには、多彩でブリリアントな名曲コンサートとして老若男女も楽しめる。
文:柴田克彦
(ぶらあぼ + Danza inside 2014年9月号から)
9/9(火)19:00 東京芸術劇場コンサートホール
問:ミリオンコンサート協会03-3501-5638
http://www.millionconcert.co.jp
【動画】夕刊フジ 創刊45周年 オレンジ世代応援コンサート
*動画の中で7月末までに募集しておりました「あの人に聴かせたいクラシックの名曲」は、たくさんの応募の中から、ラヴェル「ボレロ」に決まりました