Aimi Kobayashi Official Fanclub “I&Me” イベントレポート
ピアニスト・小林愛実の公式ファンクラブ“I&Me”のローンチを記念し、3月15日、横浜の大さん橋ホールでトークセッション × プレミアムライブが行われた。トークは、昨年ショパンコンクールを現地取材した音楽ライター・高坂はる香が進行役。
小林はファンクラブ発足について次のようにコメント。
「記念すべき第1回のイベントを開催できて嬉しいです。コンクールが終わってからたくさんの作品に取り組む機会があり、有り難いことに忙しい日々を送っています。これから試行錯誤しながら、皆さんと一緒にファンクラブ“I&Me”をどのように作っていくか考えていきたいです。『こういうことをしてみたい』というアイディアもいただいて、少しずつ実現していけたらいいなと。これからも応援よろしくお願いします」
ライブの前半は、17日のリサイタル(サントリーホール)のプログラムからシューマン「アラベスク op.18」、シューベルトのピアノ・ソナタ第19番 第3、4楽章、後半はショパン・プログラムで「ワルツ 変ホ長調 op.42」と「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」を演奏。ショパンコンクールを終えて新たなスタート地点に立ち、これから数年かけてシューベルトを中心に取り組んでいきたいという。
「シューベルトはこれまで演奏会ではほとんど弾いたことがなく、いつやるべきかなとタイミングを見計らっていました。一人の作曲家と向き合って、シューベルトに対する自分の思いや音楽の作り方がどう変わっていくのか楽しみです」
この春からはパリに拠点を移す。
「演奏会で滞在したことはありますが、ゆっくり街を見て自分の気に入ったエリアを探して暮らそうと思っています。ブルース(・リウ)がちょうどパリに行くらしく、務川慧悟君もいるので頼もしい仲間がいて心強いです」
ファンクラブ“I&Me”では、会員限定イベントやチケット先行発売、動画コンテンツといった特典も計画中。フランスでさらなる研鑽を積む小林の飛躍に期待が高まる。
Aimi Kobayashi Official Fanclub “I&Me”
https://fc-aimikobayashi.fanpla.jp