“最強の兄弟”が再来日!
スメタナやドヴォルザークの音楽を育んだ、弦の国・チェコならではの滋味を持つ「カルリーチェク・デュオ」。チェロの弟ヨゼフは、プラハ音楽アカデミーを首席で修了後、ドイツのエッセン音楽大学に学び、チェコ共和国音楽コンクールで第1位となったのをはじめ、数々のコンクールで実績を挙げた。ピアノの兄ペトルもプラハ音楽アカデミーを首席で修了、ドイツのミュンヘン芸術大学で名匠ゲルハルト・オピッツの薫陶を受け、オランダ・ユトレヒト音楽大学にも学び、やはりチェコ共和国音楽コンクール第1位をはじめ、数々の受賞に輝く。そんな“最強の2人”は20年前、兄弟デュオとして活動を開始し、心に染み入るヨゼフの音色と、多彩なペトルの音色とが、阿吽(あうん)の呼吸で一体となる名演で、世界中の聴衆を魅了。今回の来日公演では、プロコフィエフのチェロ・ソナタをはじめ、シューマン「5つの民謡風の小品集」、ポッパー「ハンガリー狂詩曲」、マルティヌーの手になる2つの変奏曲を披露する。
文:笹田和人
(ぶらあぼ + Danza inside 2014年7月号から)
7/18(金)19:00 よみうり大手町ホール
問:Kトレーディング 03-6418-1008
7/21(月・祝)14:00 松本ザ・ハーモニーホール
問:カルリーチェクデュオコンサート実行委員会 0263-36-2985
http://www.ktrading.co.jp