長谷川陽子(チェロ)
先日放送されたNHKの番組で、イスラエルのある高名な学者が「このコロナ・ウィルスに打ち勝つには、人類が利他主義になるべきだ」と発言され、非常に興味深く感じました。大切な人を守るために、医療現場の最前線で戦っている医療関係者の皆さまのご苦労が少しでも軽減されるように、今は私たちはほんの少しだけ我慢する時期なのでしょうね。
でも、それが巡り巡って私たちの周りが、社会全体が、世界がよいスパイラルになっていくのですから。しばらくこの「利他主義」の持つ意味について、考える時期にしたいと思います。世の中が生まれ変わったときに、響く音楽は今までとは全く違う意味になるのかもしれないですね。
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西村 悟(テノール)
これまでに経験したことのない危機に、誰もが不安を抱え、毎日を過ごされていることと思います。
こんな歌がございます。
「嵐の中を歩く時、頭をあげて。暗闇を恐れずに!嵐の後は黄金の空が、鶯も歌う。
夢と希望を持って。歩こう!君は決して一人じゃない!」
これは私が大切に歌う曲です。
そう、絶対に一人ではありません!
そして止まない雨は無いのです!
音楽が持つ力を私は信じています。
皆様の元へ音楽が届けられるその日まで、私は走り続けたいと思います。
どうか皆様、自宅で、健康にお過ごし下さい。
そして日本人、いや全人類でこの天敵ウイルスに打ち勝ちましょう!