素晴らしい音色と共に、新年へのカウントダウンを!
毎年恒例となった、横浜みなとみらいホールの「ジルヴェスターコンサート」。今回も飯森範親のタクトのもと、特別編成される“ジルヴェスターオーケストラ”には、地元・神奈川フィルの石田泰尚をはじめ、扇谷泰朋、神谷未穂、高木和弘ら第一線楽団のコンサートマスターや名手たちが集結する。
大晦日の午後9時、音楽監督の池辺晋一郎が作曲した、「ヨコハマ・ファンファーレ」で幕開け。徳永二男がメンデルスゾーン、漆原啓子・朝子がテレマン、高校3年生の吉田南がショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲を、さらにピアノの俊英・中野翔太で得意のガーシュウィンと、“ゆく年くる年”が記念の年となる作曲家を特集。ソプラノ鷲尾麻衣とテノール望月哲也のオペラ・アリアも、華を添える。そして、お待ちかねのカウントダウンは、シベリウス「フィンランディア」の豪快かつ華麗なサウンドと共に。大切な人と一緒に、新たな年を迎える喜びを分かち合おう。
文:笹田和人
(ぶらあぼ 2016年12月号から)
12/31(土)21:00 横浜みなとみらいホール
問:横浜みなとみらいホールチケットセンター045-682-2000
http://www.yaf.or.jp/mmh/