いよいよ8月16日に開幕するセイジ・オザワ 松本フェスティバル。そのプレイベントが、都内のコム デ ギャルソン青山店で開かれました。「Saito Kinen Orchestra at COMME des GARÇONS」と題され、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーであるヴァイオリンの滝千春さん、チェロの遠藤真理さんが演奏を披露。関係者向けのクローズドイベントで、店内は来場者で埋め尽くされるほどの大盛況でした。

奏者の2人はコム デ ギャルソンのドレスに身を包んで華やかに登場。演奏は2セッション行われ、バルトークの「ハンガリー民謡」、バッハの「無伴奏チェロ組曲1番」からプレリュード、モーツァルトの二重奏曲 K.423 やピアソラの「ル・グラン・タンゴ」など、古典から現代まで、様々な年代の音楽が並んだプログラム。立ち見スタイルのコンサートだったにもかかわらず、美しい旋律に参加者が耳を澄ませ、会場が一体となって奏者に注目している様子が印象的でした。
実はコム デ ギャルソンのデザイナーである川久保玲さんは小澤征爾さんと四半世紀にわたって親しくしており、互いに尊敬しあう間柄でした。今回のイベントも、そうした二人の関係性が背景にあって実現したのだそうです。ファッションと音楽、ジャンルは違えど芸術の世界に生きる者同士、通じるものがあったのかもしれません。

小澤さん亡き後も、生前に結ばれた縁によってこの音楽祭が受け継がれる「 セイジ・オザワ 松本フェスティバル」。今年の夏もまた、サイトウ・キネン・オーケストラの美しい音が、松本に響きます。
取材・文:編集部
写真提供: セイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会
2026セイジ・オザワ 松本フェスティバル
2026.8/16(日)〜9/2(水) キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)、松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール) 他
オーケストラ コンサート Aプログラム(指揮:沖澤のどか)
8/22(土)、8/23(日)各日15:00 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
オーケストラ コンサート Bプログラム(指揮:フランソワ=グザヴィエ・ロト)
8/29(土)、8/30(日)各日15:00 キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)
ふれあいコンサート
I. 8/25(火) II. 8/28(金) III. 9/2(水)各日18:30 松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
OMF室内楽勉強会〜木管アンサンブル〜
8/16(日)15:00 松本市あがたの森文化会館 講堂
問:セイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会0263-39-0001
https://www.ozawa-festival.com
※フェスティバルの詳細は上記ウェブサイトでご確認ください。
