第4回 鵠沼音楽アカデミーが開催中!
音楽を創っていく時間を、公開講座とリハーサル見学で体感

白井圭

 ヴァイオリニストの白井圭が創設した「鵠沼音楽アカデミー」が昨日より開催されている。次世代を担う若手音楽家の育成と自身の出身地域への貢献を目的に創設し、今年は4回目となる。白井は長くウィーンを拠点に活動し、2020〜23年にはN響のゲスト・コンサートマスターを務めた名手。現在も国内主要オーケストラやヨーロッパの楽団に客演コンサートマスターとして招かれるなど、その豊かな経験と技術を若い世代へ注いでいる。

 このアカデミーは、プロの音楽家を志す若者たちが集い室内楽作品に向き合う本格的な学びの場で、単なる奏法指導ではなく「音楽をともに考える」ことを大切にしている。白井自身もアンサンブルに加わり、ともに演奏しながら作品の本質を探究していくスタイルが特徴的だ。一般の方も聴講が可能で、コンサートマスターを務めるプロの音楽家の姿があることも!

 2月27日には毎年大好評のフルート奏者・有田正広による公開特別講座の第3弾「楽譜に書き表せない演奏習慣について」が開催される。古典派のテンポ・ルバートや装飾音、即興演奏などを実演を交えながらひもとく人気シリーズだ。
 
 それに先立つ2月25日には公開特別講座①として「バッハの舞曲も踊れるの?」を開催。講師は東京バロックダンス研究会主宰の浜中康子。バッハ作品を例に、舞曲をダンスの視点から読み解き、ステップ体験も交えて演奏へのヒントを探る。

 そして最終日の3月1日に行われるのは集大成となるアカデミーコンサート。白井と受講生がモーツァルト、シューベルト、ブラームスなどの作品を披露する。そしてこの日はなんと読響のコンサートマスター 戸原直も登場。 親密なサロンで、奏者の息遣いまで伝わる室内楽の醍醐味を存分に味わえるだろう。

文:編集部

第4回 鵠沼音楽アカデミー
講師:白井圭(ヴァイオリン・ヴィオラ)


リハーサル見学
2026.2/25(水)~2/28(土)

公開特別講座①「バッハの舞曲も踊れるの?」
講師:浜中康子(東京バロックダンス研究会主宰)
2/25(水)14:00

公開特別講座②「古典派音楽を考え、演ろう!」【配信あり】
講師:有田正広(フルート)
2/27(金)14:00

アカデミーコンサート
3/1(日)14:00
出演:白井圭、戸原直、受講生

会場:レスプリ・フランセ
神奈川県藤沢市鵠沼海岸7−7−11
問:0466-34-3299
https://km-academy.jp