作曲家・若林千春の作品展に、飛躍を続けるピアニスト・久末航が出演!

左:若林千春 ©山口直也
右:久末 航 ©Janine Guldener

 2025年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで第2位を受賞し、一躍国際的な注目を集めたピアニスト・久末航が、作曲家・若林千春の個展シリーズ「琳」とのコラボで、近々出版される若林の「玉響…momentariness」全28曲を披露する。三つの「UTU」をコンセプトに、一つの音に着目し(うつ)、音をデザインし(うつし)、俳句のような断章として書かれた(うつろひ)このピアノ独奏連作集で、若林は時間のかすかな揺らぎや音の消長といった、日本的感性を孕んだ響きの世界を探求している。高度な集中力と精緻な構築力を併せ持つ久末は、現代ものにも定評がありデュサパンの作品集をリリースしたばかり。若林作品の本質である微妙なニュアンスを透明感あるタッチでクリアに描きわけるだろう。会場となるHakuju Hallも作品の繊細な響きを味わうのに理想的な空間だ。

 当日は若林本人が登壇し創作の背景や理念を語る(聞き手:西耕一)。若林は滋賀大学教授、久末は大津出身ということで同一公演が滋賀でも予定されている(聞き手:菅沼起一)。

文:江藤光紀

琳-Ⅲ 〜玉響 TAMAYURA〜
若林千春 作品展 2026 × 久末 航 ピアノリサイタル
2026.2/27(金)19:00 Hakuju Hall
問:ビーフラット・ミュージックプロデュース03-6908-8977 
https://www.bflat-mp.com

他公演
2026.2/23(月・祝) 滋賀/フィガロホール(しがぎん経済文化センター077-526-0011)