若手演奏家にとって国内有数の登竜門となっている仙台国際音楽コンクール。2001年の創設以来、ヴァイオリン・ピアノの2部門で3年ごとに開かれ、前者では成田達輝(第5回・第2位)や青木尚佳(第6回・第3位)、後者ではユジャ・ワン(第1回・第3位)や津田裕也(第3回・第1位)……と、国際的な活躍をみせる奏者を輩出している。2025年5月から6月にかけて開催される第9回は、43の国・地域から両部門あわせて638名と、過去最多の申込状況となっている。
開催期間中には審査委員陣による公開マスタークラスも実施される予定で、現在受講生を募集している。
第9回仙台国際音楽コンクール関連事業
審査委員によるマスタークラス
会場
日立システムズホール仙台 シアターホール
日程・講師
ヴァイオリン部門
6月2日(月)
©Ettore Causa
©Marco Borggreve
6月3日(火)
©P. Cinotti
©Christian Steiner
ピアノ部門
6月23日(月)
©Guy Vivien
©佐藤寛敏
6月24日(火)
©Juho SIM
©Maike Helbig
©Paz Fernández
募集要項
●募集人数
両部門・概ね6名(1回60分のレッスン)
●受講資格
将来音楽家を志す中学生以上25歳以下の方。国籍不問。※2025年4月1日時点
●選考
書類、音源による審査を経て受講生を決定し、応募者全員に結果を連絡。(3月下旬を予定)
受講曲目は両部門とも自由 ※ただし、選考用録音曲と同じ曲であること
ヴァイオリン部門選考審査委員/堀正文、澁谷由美子、加藤知子
ピアノ部門選考審査委員/野平一郎、東誠三、倉戸テル
●申込
郵送もしくは申込フォームにて
2025年2月28日(金)必着
●受講料
25,000円
※交通費その他受講のための費用は受講生負担
※伴奏ピアニストが必要な場合は各自同伴
※主催者側で日本語通訳を手配
ドイツのクロンベルク・アカデミー芸術監督を務めるフリーデマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)や、ジャック・ルヴィエ、ダン・タイ・ソンなど名ピアニストのレッスンを受けることができる、またとない好機。若い音楽家の皆さんはぜひチェックしてほしい。
第9回仙台国際音楽コンクール
●ヴァイオリン部門
2025.5/24(土)~6/8(日)
●ピアノ部門
2025.6/14(土)~6/29(日)
日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)
https://simc.jp