10月16日に決勝が行われた「アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクール」で三ツ橋敬子（30歳）が準優勝し聴衆賞も併せて受賞した。三ツ橋はこれまでに指揮を小澤征爾、小林研一郎、ジャンルイジ・ジェルメッティ、ハンス=マルティン・シュナイト、松尾葉子らに師事。東京芸術大学音楽部指揮科、同大学院音楽研究科指揮専攻を修了。ウィーン国立音楽大学の指揮科およびオペラ劇場音楽科、イタリア・シエナのキジアーナ音楽院で学び、同音楽院では名誉ディプロマを授与される。欧州多数のオーケストラに客演しているほか、日本では都響、東京シティ・フィル、群響、東京佼成ウインドオーケストラなどに客演している。三ツ橋は2011年2月11日に「情熱の国イタリアからの便り 第2便」（調布市グリーンホール）で都響を指揮する予定。
