横坂源がミュンヘン国際コンクールで2位に入賞

 9月2日に行われたミュンヘン国際コンクールのチェロ部門で横坂源が第2位に入賞した。同コンクールはドイツ公共放送連盟(ARD)の主催で1952年から行われているコンクールで難関として知られている。横坂は3人のファイナリストで3番目に登場し、クリストフ・ポッペン(指揮) バイエルン放送交響楽団と共演、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を披露した。横坂は86年新潟市生まれ。2002年にチェリストの登竜門として知られる全日本ビバホール・チェロコンクールの第5回大会において最年少(15歳)で第1位を獲得するなど、国内の数々のコンクールで優秀な成績をおさめている。05年第15回出光音楽賞を受賞。これまでに東京交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団など国内主要オーケストラと共演。鷲尾勝郎、毛利伯郎、ジャン・ギアン・ケラスに師事。サントリーホールディングス株式会社所有の1710年製PIETRO GIACOMO ROGERI制作のチェロを貸与されている。現在、シュトゥットガルト国立音楽大学に在学中。

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